非公開物件とは
カテゴリ: 資産活用
非公開物件とは、広告やネットなど、一般に情報を公開していない不動産のことです。実はこうした非公開物件の取引は、不動産業界の約半数を占めているという説もあるほど盛んに行なわれています。情報が公開されない理由としては、賃料の問題が挙げられます。賃料を下げた際にその情報を公開すると、既存の借主から苦情が寄せられる可能性があります。既存の借主と新たな借主の賃料に差が生まれると不公平感が生じてしまいますから、不動産のオーナーはやむなく値下げした物件を非公開に貸し出すことになるのです。
上記の理由を反映してか、不況が悪化すればするほど、非公開物件は増加する傾向にあります。貸しオフィスや貸しビルに空室が目立ち始めると、オーナー達は値下げをしてでも新たな借主を得ようとします。雑誌やネットなどでその情報を公開してしまうと、既に不動産を借りている住人からも値下げを要求される可能性がありますから、貸しオフィスの場合、ビル全体の賃料が下落してしまうかもしれません。秘密裏に安く貸し出したい、それが非公開物件に秘められた不動産オーナーの思惑です。
つまり、借り手にとってみれば非公開物件は非常に魅力的な物件です。ときには不動産関連会社が、決算期直前に大幅に価格を下げて売却する非公開物件もあります。在庫を抱えて業績を悪化させるより、値を下げてでも売り出したほうが利益を得られるためです。当然のことながら非公開物件は通常の情報ツールでは探すことができません。興味をお持ちの方は、まず不動産会社に足を運ぶことから始めてみましょう。
